キレのあるドリブルで全4ゴールに関与したスターリング 代表復帰の鍵はチェルシーでの継続的なアピールか

バーンリー戦で大活躍のスターリング photo/Getty Images

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左サイドを完全に制圧

プレミアリーグ第8節でチェルシーはバーンリーと対戦し、4-1の大勝を飾った。

バーンリー戦で輝きを放ったのはFWラヒーム・スターリングだ。左サイドにてキレのあるドリブルで終始相手を圧倒したスターリングは同点弾となるオウンゴールの誘発、PKの獲得、自身のゴール、そして4点目の起点を作り、全4得点に絡む活躍を見せた。

昨年の夏にマンチェスター・シティよりチェルシーに加入したスターリング。昨シーズンは、公式戦通算38試合に出場し、9ゴール4アシストを記録。負傷やコンディション調整がうまくいかず、期待されていた結果を残すことはできていなかった。
10月のイングランド代表メンバーから今回も落選したスターリングであったが、この試合ではかつての持ち味であったキレのあるドリブルを披露しており、チームの攻撃陣を牽引した。

ジャック・グリーリッシュやマーカス・ラッシュフォードといった豪華メンバーが代表にはいるため、スターリングが再び代表に入るにはチェルシーでの継続的なアピールが必要となってくるであろう。

ポチェッティーノ監督は英『Evening Standard』にて、「彼は経験を積んだ非常に成熟した選手だ。彼は代表チームの監督に自分の決断が間違っていたことを示すためにパフォーマンスをする必要があることを分かっている。それは自分が値することを示すことであり、パフォーマンスとゴールはそれを示す唯一の方法だ」と、コメントしており、代表復帰のためにはもっと結果でアピールする必要があると答えている。

インターナショナルブレイク前に好調をアピールしたスターリング。まだ28歳という年齢ではあるが、チームの中では比較的ベテランに位置するため、チームを引っ張る役割も期待したいところだ。

ここまでチェルシーは3勝2分3敗で11位につけており、スタートダッシュは苦戦している。ブレイク明けにはアーセナルとのビッグロンドンダービーを控えている。

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