複数失点はわずか1試合のみ チェルシーの守備陣を英メディアは称賛 「プレミアリーグで最も意地悪なディフェンス」

チェルシーの守備の要チアゴ・シウバ photo/Getty Images

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8試合で失点数は7

プレミアリーグ第8節でバーンリーと対戦したチェルシー。FWラヒーム・スターリングの活躍もあり、4-1で勝利し、チェルシーはリーグ戦2連勝を飾った。

今夏にマウリシオ・ポチェッティーノ新監督を招聘し、MFモイセス・カイセド、MFロメオ・ラヴィア、FWニコラス・ジャクソンなどの多くの新戦力を獲得したチェルシー。12位に終わった昨シーズンからの復活を誓うシーズンであったが、8試合を終えて、3勝2分3敗と今シーズンもスタートダッシュに失敗している。

そんなチェルシーだが、英『Daily Mail』はポチェッティーノ新監督が率いるチェルシーの守備陣を「プレミアリーグで最も意地悪なデフィフェンス」と称賛している。現在、順位は11位と高くないが、失点数は7しかない。
新監督の下、安定した守備陣の形成にここまでは成功している。複数失点も、2節のウェストハム戦だけであり、同メディアはポチェッティーノが就任し、最初に大きく変わった点であると伝えている。

ポチェッティーノは「2、3年前にチェルシーで何が起こったか見て欲しい。彼らはCLでわずか1-0の勝利を収め、あまり多くのゴ​​ールを決めなかったものの、失点はしなかった。自分達はなかなか負けないという気持ちを持つことが本当に大切なんだ」と同メディアで語っている。

チームの大黒柱であるチアゴ・シウバを筆頭に、今夏に加入したアクセル・ディザジ、ブライトンで結果を残し、今季に復帰したレヴィ・コルウィルの3枚のCBはベテランと勢いのある若手のバランスが取れた布陣だ。それに加え、新加入のGKロベルト・サンチェスも7試合で3回のクリーンシートを記録している。

守備的MFで、プレミア屈指のボールハンターであるカイセドや守備にも奔走できるMFコナー・ギャラガーも今季の守備力アップには貢献している。今は怪我をしているが、リース・ジェイムズやベン・チルウェルらが復帰すれば、より強固な守備陣形を整えることも可能だ。

ここまでプレミア屈指の守備陣を形成しているチェルシー。インターナショナルブレイク明けはアーセナルと戦う。アーセナル相手に勝利することができれば、新生チェルシーにとっては大きな自信になるだろう。

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