「過去に100ゴール超えを記録したクラブにしては少なすぎる」 2連敗のマンCは攻撃面にも問題を抱えているのか

先日のアーセナル戦を落としたマンC photo/Getty Images

デ・ブライネ離脱の影響も大きい

プレミアリーグ第7節のウォルバーハンプトン戦、第8節のアーセナル戦と連敗してしまったマンチェスター・シティ。この2試合ではMFロドリが出場停止となっており、ロドリ不在の影響を感じる2試合だったと言える。

ただ、課題は攻撃面にもある。得点数が思うように上がってこないと疑問視するのは、スペイン『MARCA』だ。

ここまでエースのFWアーリング・ハーランドはリーグトップとなる8ゴールを奪っており、得点ペースは申し分ない。ただ、ウルブズ戦とアーセナル戦はハーランドにも当たりが出なかった。アーセナル戦に関しては得点の気配を感じる機会も少なく、同メディアは攻撃の迫力も低下しているのではないかと心配している。

「過去6シーズン中5シーズンでリーグ戦得点数が90ゴールを超え、そのうち2017-18シーズンと2019-20シーズンで100ゴール超えを記録したクラブにしては、ここまでの数字は少なすぎる」

同メディアはこのように伝えているが、マンCはここまで8試合を消化して17ゴールを記録している。少なすぎるとまでは言えないが、リヴァプールやトッテナム(18ゴール)、アストン・ヴィラ(19ゴール)、ニューカッスル(20ゴール)、ブライトン(21ゴール)など、マンCより得点を奪っているチームも複数ある。

今季のマンCはフラム戦こそ5-1で大勝したが、理不尽な攻撃力で相手を圧倒するゲームはそれほど多くない。これはMFケビン・デ・ブライネの負傷離脱が影響しているところがあり、デ・ブライネが離脱している間は今後もチャンスメイクに苦労するゲームが出てくるかもしれない。

ウルブズ戦、アーセナル戦の敗北をロドリ不在だけで片付けることはできず、攻撃面も改善の必要ありか。

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