昨シーズンとの最大の違いはライスの存在? イングランド代表MFは早くもチームに欠かせない選手に

アーセナルに欠かせない選手となったライス photo/Getty Images

マンC戦でも見せた抜群の存在感

プレミアリーグ第8節でマンチェスター・シティに1-0の末、勝利したアーセナル。リーグ戦では12連敗中のマンC相手に勝利できたことはアーセナルにとっては大きな意味を持つ試合になった。

昨シーズンは、シーズンを通して首位にいる期間が長かったアーセナルだが、終盤の失速によりタイトルを逃してしまった。20年ぶりのシーズン制覇に向けて今夏は、MFデクラン・ライスなど積極的な補強に動いた。

今シーズンはここまでリーグ戦8試合を終えて、6勝2分で負けなしをキープしているアーセナル。スタートダッシュを成功させたアーセナルにおいて、すでに重要な存在になっているのがライスだ。

今夏に1億500万ポンド(約190億円)とも言われる超高額な移籍金でアーセナルにやってきたライス。高額な移籍金で加入した選手には大きな期待がかかり、加入してすぐにパフォーマンスを発揮できない選手もいる中、ライスはすでに移籍金に見合った活躍を見せている。

英『Daily Mail』では、「1億500万ポンドが有効に使われた。ライスはいつかアーセナルのキャプテンになるだろうし、少なくともアルテタはそうなると信じている。昨シーズンのアーセナルがタイトル争いに敗れたのと、今シーズンのアーセナルが勝利したのとでは、彼の存在が最も大きな違いだろう」と、マンCに勝利できたことや、すでにチームにおいてライスは重要な存在であると綴っている。

マンC戦でも、広い守備範囲でチームをカバーし、マテウス・ヌネスのドリブルへのタックルは完璧で多くの注目を集めた。

マンC戦で復帰したMFトーマス・パルティがより調子を取り戻してくると、ライスはより自由にプレイすることができるようになるだろう。

今夏に加入したばかりだが、すでにチームに欠かせない選手となったライスはクラブに20年ぶりとなるリーグ優勝をもたらすことができるのか注目だ。

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