去就に注目が集まるK・フィリップス 冬の移籍で退団も考慮か…… 「決断も下さなけれならないだろう」

移籍も視野に入れているK・フィリップス photo/Getty Images

出場時間確保に悩むイングランド代表MF

所属先のマンチェスター・シティで出場時間の確保に悩むイングランド代表MFカルヴィン・フィリップス。

昨年の夏にマンCにやってきた同選手だが、昨シーズンは怪我の影響やペップ・グアルディオラのサッカーへの適応に悩み、4回しかスタメン出場を果たしていない。ジャック・グリーリッシュやロドリのように、ペップ・シティでは1年目からフィットできない選手も少なくはないため、2シーズン目となる今シーズンに期待が寄せられていた。

しかし、今シーズンはここまで5試合の出場に留まっており、スタメン出場はカラバオカップの1回のみだ。リーグ戦ではわずか70分ほどしか出場しておらず、今シーズンも苦戦している。ロドリの3試合出場停止中に出場機会は回ってきたが、結果を残すことはできなかった。

インターナショナルブレイク明けからはロドリが復帰するだけではなく、新加入のマテオ・コバチッチ、マテウス・ヌネス、中盤として起用され結果を残したリコ・ルイス、負傷から復帰したジョン・ストーンズといったメンバーが中盤でプレイすることが考えられる。

マンCでの出場時間確保に悩むK・フィリップスだが、EURO2024予選のイタリア戦後のインタビューで、新天地への動きも考慮しなければならないとコメントしている。

「僕はサッカーをしたいし、できる限りプレイしたい。 ここ1年半、怪我や(その他の要因)のせいでそれができなかった。それは私が考えなければならないことだ」

「チャンスが来てくれることを願っているが、もしそうでなかったら、他の決断も下さなければならないだろう」(英『Manchester Evening News』より)

代表監督であるガレス・サウスゲイトの下、デクラン・ライスと共にイングランド代表では出場しているが、来年のEURO2024に出場するためにはクラブでプレイ時間を確保する必要がある。

ニューカッスルやリヴァプール、バイエルンなどK・フィリップスには多くの関心が寄せられているが、同選手は1月の移籍でどのような決断を下すのか注目が集まる。

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