得点&アシストがなくても大黒柱 アーセナル離れたジャカはレヴァークーゼンの絶対戦力となった

レヴァークーゼンで充実の時間を過ごすジャカ photo/Getty Images

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首位を走るチームに欠かせぬ存在

ドイツ・ブンデスリーガ7試合を消化し、首位に立っているのはシャビ・アロンソ率いるレヴァークーゼンだ。

全体的に若い選手が多く、ドイツ代表にも選ばれるテクニシャンのMFフロリアン・ヴィルツ、今夏にベルギーのロイヤル・ユニオン・サン・ジロワーズより加入したFWヴィクター・ボニフェイスらがスポットを浴びている。

しかし、チームを中盤で束ねるベテランの存在も見逃せない。ブンデスリーガ公式が貢献度を絶賛するのは、今夏アーセナルから加入したMFグラニト・ジャカだ。
ジャカはリーグ戦7試合すべてに先発。得点やアシストは決めていないが、その存在は今のレヴァークーゼンに欠かせないものだ。

「レヴァークーゼンでのキャリアをスタートさせてから数週間で、31歳のジャカは大きな影響を与えている。チームは今季7試合を終えてリーグの首位をキープしており、無敗だ。ジャカの経験は、若い才能に満ちたチームにおいて極めて重要であることが証明されている」

「今季のブンデスリーガでジャカ(738タッチ)よりも多くのタッチ数を記録しているのはバイエルン・ミュンヘンのDFキム・ミンジェだけであり、ジャカの走行距離(81.3キロ)はチームの中でNo.1の記録だ。 また、パス成功率は93.4%とリーグ全体で4番目に高く、それに加えて対戦したデュエルでは52%で勝利している。彼はまだリーグで得点もアシストも決めていないが、貢献度はかなりのものだ」

中盤で体を張り、確実に前線へボールを配給する。ジャカはこの仕事を淡々とこなしており、レヴァークーゼンにとって今夏のジャカ獲得は正解だったと言えよう。

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