元アーセナル主将が挙げる “プレミアCB四天王” 後輩サリバに関しては「彼は本当に良い選手だと思う。しかし……」

アーセナルの元キャプテンウィリアム・ギャラス氏 photo/Getty Images

チェルシー、アーセナル、トッテナムでプレイしたギャラス氏

プレミアリーグではチェルシー、アーセナル、トッテナムとライバルチームを渡り歩いた元フランス代表DFウィリアム・ギャラス氏。

ギャラス氏はアーセナルではキャプテンを任されたこともあり、ディフェンスでは珍しく10番を背負った経験もある選手だ。

ギャラス氏はマンチェスター・シティとの試合でも圧巻のプレイを見せ、世界屈指のディフェンダーへの階段を登っているDFウィリアム・サリバについて語っている。

「ウィリアム・サリバについて落ち着こう。それ(過剰に取り上げられること)は現代のメディアの問題であり、このような議論は選手たちにとって良くない。選手の中にはそのプレッシャーに耐えられない人もいる」

「私はサリバが好きで、彼は本当に良い選手だと思う。しかし、私の知る限り、世界最高のディフェンダーは代表チームでプレイし、常にスタメンに選ばれなければならない」(英『Evening Standard』より)

サリバはローン先で結果を残し、そこからアーセナルに復帰し、欠かせない存在としてプレイしている。しかし、ワールドクラスのディフェンダーになるためには、選手層がより厚いフランス代表でも、アーセナルでのサリバのようにディフェンスラインにおける絶対的存在にならなければならない、とギャラス氏は考えているようだ。

また同氏はサリバを超えるディフェンダーは現在のプレミアリーグで4人いると考えており、「真のワールドクラス」と称賛するのがチェルシーのチアゴ・シウバだ。他にも今シーズンからマンチェスター・シティに加入したヨシュコ・グヴァルディオルの名も挙げている。

そして、現在はベストではないかもしれないがと前置きをしながらも、栄光を勝ち取ってきたマンチェスター・ユナイテッドのラファエル・ヴァランとリヴァプールのフィルジル・ファン・ダイクの2人もワールドクラスのディフェンダーだと同氏は考えているようだ。

しかし、サリバが現在見せているプレイは世界屈指のパフォーマンスであることは間違いないだろう。ローン移籍を経て、アーセナルに復帰しチームの守備を支える選手にまで成長したサリバが世界最高のディフェンダーになる日は近いかもしれない。

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