ロバートソンの負傷をチャンスに変えられるか ツィミカスのレギュラーを賭けた戦いに注目

リヴァプールでチャンスを掴みたいツィミカス photo/Getty Images

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12月までの離脱が予想される

リヴァプールのDFアンドリュー・ロバートソンは12日に行われたEURO2024予選のスコットランド代表対スペイン代表の試合で前半終盤に相手GKウナイ・シモンと交錯して肩を負傷してしまった。

英『Mirror』によると、ロバートソンは肩の負傷の影響で早くても12月まで離脱する可能性が高い、と報じている。同選手はリヴァプールのディフェンスラインにおいて重要な存在であり、今シーズンもリーグ戦8試合全てにスタメンフル出場を果たしている。

リヴァプールにとってもロバートソンの離脱は痛手であり、指揮官のユルゲン・クロップは代役となる選手を考える必要がある。そんなロバートソンの代役としてこの機会でチャンスを掴みたいのが2020年にリヴァプールに加入したギリシャ代表DFコスタス・ツィミカスだ。
『Who Scored.com』でも「ツィミカスがリヴァプールのレギュラー獲得を賭ける時が来た」というタイトルを掲げ、同選手に注目している。

ツィミカスは昨シーズンリーグ戦では20試合に出場しているが、スタメン出場は9回のみで766分に留まっている。今シーズンはリーグではわずか1試合のみとなっており、プレイ時間はわずか4分ほどになっている。しかし、ELやカラバオカップではフル出場しており、存在感を見せつけている。

また、同メディアによると、ギリシャ代表として戦っているEURO2024予選では、ツィミカスは19回のドリブル成功、11本のキーパスを記録しており、チームを引っ張る選手の1人として躍動している。

リヴァプールの左SBには、ロバートソンという絶対的な存在がいたため、これまでなかなかレギュラーに定着することはできず出場時間も限られていたツィミカス。

ロバートソンの離脱はリヴァプールにとっては痛手だが、ツィミカスはこのチームのピンチを救う存在となり、レギュラー獲得に向けたアピールができるのか注目だ。

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