この1年で最も市場価値が“ダウン”した選手は? 最大は3500万ユーロのダウンと厳しい評価に

サンチョはマンUで出番を失っている photo/Getty Images

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移籍の決断でキャリアが大きく変わってしまった選手も

選手の市場価値とは一瞬で下落するものだが、この1年で最も大きなマイナス評価を受けたのは誰なのか。

スペイン『MARCA』が取り上げているが、ワースト1位はバイエルンからサウジアラビアのアル・ナスルへ移籍したFWサディオ・マネだ。

リヴァプールではモハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノらと恐怖の攻撃陣を形成していたマネだが、昨夏に移籍したバイエルンで思うように数字を伸ばせなかった。ここから評価が一気に落ちてしまい、市場価値は6000万ユーロから2500万ユーロまで低下。これがこの1年で最も大きなマイナス幅となっている。
移籍したアル・ナスルではリーグ戦10試合で6ゴール2アシストと結果を出しているが、欧州5大リーグとはレベルも異なる。まだ31歳と中堅世代ではあるが、この1年で大きく評価が落ちてしまった。

マネに次ぐワースト2位の下落となったのは、マンチェスター・ユナイテッドで指揮官エリック・テン・ハーグとの対立があったFWジェイドン・サンチョだ。

現在は構想外となっており、まったくプレイできていない。サンチョの場合は今季に限らず、マンU加入からマイナス評価が続いている。ドルトムント時代の輝きを披露できていないのだ。

ドルトムントで大活躍だった2020年時点では1億3000万ユーロの市場価値と評価されていたが、それが昨年秋時点では6000万ユーロ、現在は2800万ユーロまで低下している。

ワースト3位はチェルシーDFマルク・ククレジャだ。以前所属していたブライトンでは印象的なプレイを見せていたが、チェルシーではポジションを確保できていない。今季もプレミアリーグで3試合プレイしただけで、ヒット補強とは言えない。

市場価値は昨年の5500万ユーロから2800万ユーロへ低下。チェルシーの定まらないチーム方針に振り回されているところもあるが、ブライトン時代から大きく評価を落としてしまった。

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