「ウチにハリー・ケインは必要ない」 エールディヴィジで《9戦連続・13ゴール》と止まらぬギリシャの点取り屋

AZで得点量産のパヴリディス photo/Getty Images

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エールディヴィジでギアクマキスに続く衝撃

今季のオランダ・エールディヴィジでは衝撃の得点王争いが展開されている。

現在得点ランキング首位に立っているのは、フェイエノールトFWサンティアゴ・ヒメネス、AZ所属FWエヴァンゲロス・パヴリディスの2人。驚異的なのはその得点数で、2人は第9節消化時点で13ゴールを奪っている。

当初はメキシコ代表FWヒメネスの方が話題になっていたが、AZのギリシャ代表FWパヴリディスも負けていない。
パヴリディスは開幕から全試合でゴールを記録しており、21日に行われた第9節のヘーレンフェーン戦でもハットトリックを記録。これで9試合連続得点となり、得点数でヒメネスに並んだ。

AZを指揮するパスカル・ヤンセンはパヴリディスについて、「ウチにハリー・ケインは必要ない。我々にはすでにパヴリディスがいる。今季は彼が30ゴール決めてくれることを願っている」とコメントしていたが、その数字も現実的と言えそうだ。

不思議とパヴリディスはギリシャ代表で結果が出ておらず、代表では通算34試合で6ゴールと平凡だ。EURO2024予選でも0ゴールとなっているのだが、AZでの得点ペースが偶然とは思えない。AZでは昨季も12ゴール、2021-22シーズンは18ゴール奪っているため、得点センスは確かなのだろう。

ギリシャ代表といえば、現在アメリカのアトランタ・ユナイテッドでプレイするギオルゴス・ギアクマキスも忘れてはならない。ギアクマキスもVVVフェンロ時代にエールディヴィジで得点王を獲得しており、パヴリディスはそれに続くギリシャ人ストライカーとなる可能性がある。

この2人がいる今のギリシャはなかなか強烈で、EURO2024本戦でも見たい2トップだ。

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