再びプレミアでミラクルを 《開幕12試合で11勝》と2部に降格したレスターが驚異的なペースで勝ち点を稼いでいた

順調な滑り出しを見せるレスター photo/Getty Images

1シーズンでの昇格へ視界は良好

1シーズンでのプレミア昇格へ。イングランド2部へ降格したレスター・シティが見事なスタートを切っている。

昨季のレスターはプレミアリーグで18位に沈んでしまい、リーズ・ユナイテッド、サウサンプトンとともに2部へ降格。2015-16シーズンには奇跡のプレミア制覇を果たしていたが、レスターの躍進も昨季で一時ストップとなってしまった。

しかし、2部での力は圧倒的だ。今季2部では12試合を消化し、11勝1敗の成績で首位に立っている。英『Squawka』によれば、イングランド2部にて最初の12試合で勝ち点33を稼ぐのは歴代最高の滑り出しだという。

最多5ゴールを奪うFWケレチ・イヘアナチョ、全12試合に出場して4ゴールを挙げる英雄FWジェイミー・バーディ、中盤を引き締める守備的MFウィルフレッド・エンディディ、サウサンプトンなどでもプレイしてきたデンマークの巨人DFヤニック・ヴェステルゴーなど、プレミアでの経験豊富な実力者がチームに残っており、これが大きな強みだ。

そこにトッテナムからMFハリー・ウィンクスを獲得し、チェルシーからはU-20イタリア代表としてU-20ワールドカップ準優勝&得点王の成績を残したMFチェーザレ・カサデイをレンタルで加えるなど、新戦力補強もまずまずスムーズだ。

2部で苦戦する戦力ではなく、1シーズンでのプレミア復帰を決めたいところ。その準備は着々と進んでおり、再びの躍進へ順調な滑り出しだ。

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