アルダ・ギュレルに続くトルコの“新星” ユーヴェに18歳の大型FW登場「2人の足にトルコの未来がかかっている」

トルコ代表のユルディズ photo/Getty Images

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数年後が楽しみなチームに

先月の親善試合では日本代表に2-4のスコアで敗れたものの、トルコ代表はすでにEURO2024本大会出場を決めた実力国だ。

中でも注目されるのは、次代を担う若手だ。

まずはレアル・マドリード入りを果たした18歳のMFアルダ・ギュレルだ。今季は怪我で出遅れているが、元ドイツ代表MFメスト・エジルと比較されるエレガントなテクニシャンだ。18歳ながらすでにトルコ代表でも4試合をこなしており、かかる期待は大きい。
さらに同じ18歳では、ユヴェントスに所属する185cmの大型FWケナン・ユルディズが今月12日のEURO2024予選・クロアチア代表戦でA代表デビュー。今季はセリエAでも4試合で出番をもらっており、こちらもギュレルに負けず劣らずの注目株だ。

スペイン『as』もこの2人が今後のトルコサッカー界を引っ張っていくはずと才能に太鼓判を押す。

「ケナン・ユルディズとアルダ・ギュレルは、代表チームのリーダーになっていくことだろう。レアル・マドリードのギュレル、ユヴェントスのユルディズはどちらも2005年生まれで、2人の足にトルコサッカー界の未来がかかっている」

フランスのレンヌでは、191cmのサイズを誇る21歳のFWベルトゥ・ユルデュルムも興味深い逸材だ。そうしたフレッシュな若手に加え、中盤からチームをコントロールするインテルMFハカン・チャルハノール、最終ラインの若きリーダー候補であるホッフェンハイムDFオザン・カバクなど、ベテランから若手までメンバーのバランスは良い。

来年の本大会までにギュレル、ユルディズらがどこまで成長しているかも楽しみで、数年後のトルコはなかなか強力な布陣となっているかもしれない。

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