「バルセロナのカンテラが帰ってきた」 育成でヒット続くバルセロナ&スペイン代表に再びの“黄金期”はくるか

今週話題をさらったギウ photo/Getty Images

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カンテラが機能している時のバルセロナは強い

「バルセロナのカンテラが帰ってきた」

こう表現したのは、伊『Gazzetta dello Sport』だ。

近年見せてきたフィリペ・コウチーニョやアントワーヌ・グリーズマンらすでに実績ある選手を大金で引き抜く補強も魅力的ではあったが、やはり強い時のバルセロナは育成が機能しているものだ。
19歳にしてチームの絶対的戦力であるMFガビ、左サイドバックのアレハンドロ・バルデ(20)、徐々に出番を増やしているMFフェルミン・ロペス、スペイン代表にまで選出された驚異の16歳FWラミン・ヤマル。

そして先日行われたアスレティック・ビルバオ戦では、カンテラより上がってきた17歳のFWマルク・ギウが出場から20秒で決勝ゴールを記録。スペインの世代別代表でもプレイしてきた187cmの大型ストライカーで、また1人興味深い才能がカンテラから出てきたことになる。

同メディアも指揮官シャビ・エルナンデス就任後より若返りが急激に進んでいる点に注目しており、仏『Foot Mercato』も再び黄金期が訪れる可能性ありと取り上げている。

カンテラ育ちではないが、若手では20歳のMFペドリも世代を代表する実力者だ。やや怪我が増えているが、アンドレス・イニエスタと比較されるテクニシャンだ。

彼らの世代が再びバルセロナに黄金期をもたらす可能性も十分にありそうで、数年後の成長を楽しみにしているサポーターも多いだろう。それはスペイン代表の強化にも繋がり、スペインサッカー界が再び世界の中心となる日がくるかもしれない。

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