《死の組・グループF》前半戦はそれぞれ1敗ずつを分け合う形に…… 残り3戦!GS突破を勝ち取るのはどのチームか

グループFの首位に立ったPSG photo/Getty Images

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首位と最下位との勝ち点差は4

チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージも前半戦の3試合が終了が終了した。

バイエルンやレアル・マドリード、バルセロナ、マンチェスター・シティといったチームが3連勝を果たしている。

そんななか、混戦を極めるのがグループFだ。グループFはACミラン、パリ・サンジェルマン(PSG)、ドルトムント、ニューカッスルの4チームで構成されており、強豪ぞろいの死の組となっている。
第3戦では、PSGがミランに3-0で勝利し、ドルトムントがニューカッスルに1-0で勝利を収めた。ホーム&アウェイ方式の6試合のうち、前半戦を終えた時点で首位は勝ち点6のPSG、2位には勝ち点4のドルトムント、勝ち点でドルトムントに並ぶも直接対決の結果でニューカッスルが3位。そして、ミランが勝ち点2で4位となった。

首位のPSGはキリアン・ムバッペをはじめとするスター選手揃いのチームであり、このグループではGS突破の最有力候補だ。アウェイのニューカッスルには大敗したものの、ミラン戦ではしっかりと勝利。次節も最下位のミランとの戦いのため、ここでも勝利すれば突破の可能性がぐっと近づくだろう。

2位のドルトムントだが、CLが開幕する前まではこの死の組を突破するのは厳しいとの見方が多かった。しかし、蓋を変えてみると厳しい中でも勝ち点を積んでいる。大爆発こそないかもしれないが、この3クラブ相手でも十分に戦えることを示している。勝ち点同士で並ぶ次のニューカッスル戦は大きな鍵となる。

3位のニューカッスルは2位のドルトムントとは勝ち点差で並んでおり、21シーズンぶりのCLで結果を残している。ホームのPSG戦ではスタジアム全体の雰囲気も良く、勝利への大きな後押しとなったが、ドルトムント戦では敗戦。残る3試合のうち、2試合はアウェイでの試合となり、リーグやカップ戦でマンチェスター・ユナイテッドやアーセナル、チェルシーらとの試合も挟むため、うまくコンディションをコントロールする必要がある。

4位のACミランはこのグループでは唯一勝ち星を上げることができていない。さらには3試合は全て無得点に終わってしまっており、ここまで厳しい戦いを強いられている。それでも昨シーズンCLベスト4まで進んだミランには残る3戦で突破を決める力は十分にあるだろう。ここまで不発に終わっている攻撃陣の奮起が鍵か。

首位と最下位との勝ち点差は4であり、残る3戦でまだまだ順位が変わる可能性がある。CLの試合の間には、それぞれ各国のリーグ戦やカップ戦もあり、それぞれタイトなスケジュールの中戦わなければならない。

混戦を極める予測不能な「死の組」を突破することができるのはどのチームになるのか。

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