多くのチャンスを演出するもここまで0アシストの5人のプレミア戦士 リヴァプール今夏No. 1の新戦力も選出……
リヴァプールで躍動するショボスライ photo/Getty Images
数多くのチャンスを作ってきたが……
プレミアリーグも9試合が終了しており、ここまでですでに多くのドラマが生まれている。
英『Football 365』はプレミアリーグ9試合を終えて、数多くのチャンスクリエイト(アシストとキーパスの合計)を記録したにも関わらず、まだプレミアリーグでアシストできていない5人の選手に注目している。
1人目はトッテナムのMFデヤン・クルゼフスキだ。クルゼフスキはこれまで22回ものチャンスクリエイトを記録しているものの、アシストにつながっていないという。同選手はこれまで9試合全てに出場しており、2ゴールをマークしている。首位を走るトッテナムの重要な選手の1人だ。まだアシストこそは記録していないものの、FWソン・フンミンやMFジェイムズ・マディソンといった点をとれる選手がいるためアシストを記録するのも時間の問題だろう。
2人目はリヴァプールのMFドミニク・ショボスライだ。マディソンと並び、プレミアの今夏No. 1補強の1人として考えられており、すでにチームでの存在感は抜群だ。ショボスライはここまで9試合全てでフル出場を果たしており、1ゴールをマークしている。そんな同選手はこれまで21回ものチャンスクリエイトをしているが、アシストにつながっていない。FWダルウィン・ヌニェスが4回のチャンスクリエイトで3回のアシストを記録していることからも、決定力のある選手が多いリヴァプールで、その数字をどんどん伸ばしていくことが考えられる。
3人目は同じくリヴァプールのDFアンドリュー・ロバートソンだ。ここまで8試合で19回チャンスクリエイトを記録しているがアシストは0。しかし、昨シーズンまでに記録してきたアシストの数を考えると(22-23は8アシスト、21-22は10アシスト)、同選手の左足から多くのアシストがこれから生まれてくることが予想できる。現在は負傷してチームを離れているため、復帰してからが本領発揮か。
4人目はクリスタル・パレスの MFエベレチ・エゼだ。多くのビッグクラブが注目するエゼはこれまで7試合で18回ものチャンスを演出している。しかし11位に沈むC・パレスは9試合で7得点しか記録しておらず、エゼ本人の1ゴールを入れて得点者はわずか3人(エドゥアール4得点、アンデルセン2得点)だ。また、エゼは今月頭に怪我をしている。チームの状況も考えると、C・パレスの10番が待望のアシストを記録するのはまだ少し時間がかかるかもしれない。
最後の5人目は、ブライトンのMFパスカル・グロスだ。グロスはこれまで7試合に出場し2ゴールを記録している。ブライトンではこれまで10人の選手がアシストを記録しているが、17回のチャンスクリエイトを記録したグロスにはまだアシストがない。しかし、ブライトンはここまでリーグ3位の22得点(1位はニューカッスルの24点、2位はアストン・ヴィラの23点)を記録しており、昨シーズン8アシストを記録したグロスのアシストも時間の問題だろう。