バルサ、レアルをも超える《リーガ最多24ゴール》 ドフビク、サヴィーニョら予想外のジローナ快進撃

リーガ2位につけるジローナ photo/Getty Images

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リーガで2位のロケットスタート

この勢いはどこまで続くのか。リーガ・エスパニョーラ第10節まで消化した段階で、最も多くの得点を奪っているのはジローナだ。

現在リーグ2位につけているジローナは、ここまで24ゴールを奪っている。これはアトレティコ・マドリード(23ゴール)、バルセロナ(22ゴール)、レアル・マドリード(21ゴール)といった強豪をも上回る。このスタートを予想した人はほとんどいなかっただろう。

リーグ得点王を狙うような大エースがいるわけではないが、ここまでジローナは計11人の選手がリーグ戦でネットを揺らしている。チーム全員での攻撃が機能しており、SNS上でも見ていて楽しいチームと好評だ。
新戦力が当たっているのも大きい。チームトップとなる5ゴールを挙げているのは、今夏にウクライナのドニプロから加わったFWアルテム・ドフビクだ。

さらにリーグで第2位となる22回のドリブルを成功させている19歳のブラジル人FWサヴィーニョも、今夏にフランスのトロワからレンタルで迎えたアタッカーだ。得点の方も3ゴール奪っており、このレンタル補強も当たりだ。早くもサヴィーニョはリーガで注目を集めるアタッカーとなっている。

他には37歳のベテランFWクリスティアン・ストゥアーニ、セントラルMFの位置から得点に関与しているMFヤンヘル・エレーラが3ゴールずつ奪っており、様々なポジションの選手がネットを揺らしているのは興味深い。

今のペースを維持するのは簡単ではないが、ミチェルが指揮する現在のジローナは一見の価値ありだ。ここからセルタ、オサスナ、ラージョ、アスレティック・ビルバオ、バレンシアとの戦いを経て、12月初旬にはバルセロナとのゲームが控えている。ジローナがバルセロナ戦までペースを維持できれば、リーガはかなり面白い構図となるだろう。

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