どこからでもゴールが決まるバルサの脅威 レヴァンドフスキに依存しない“最多13選手“の得点者

今のバルサはどこからでも得点を奪えるチームに photo/Getty Images

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F・トーレスの成長やヤマルの登場など嬉しいサプライズ多く

前節のアスレティック・ビルバオ戦では、カンテラより上がってきた17歳のFWマルク・ギウがバルセロナを救う決勝ゴールを挙げた。

このギウの得点により、今季のバルセロナはリーガ・エスパニョーラで13選手が得点を決めたことになる。スペイン『as』によると、これは欧州5大リーグ全体でも最多の数字だという。

チームのエースはトップとなる5ゴールを奪っているFWロベルト・レヴァンドフスキだが、今のバルセロナはそこに依存しているわけではない。
序盤からFWフェラン・トーレスがリーグ戦3ゴールと好調で、トーレスの成長も大きな収穫だ。

さらに超攻撃型右サイドバックとしてフィットするDFジョアン・カンセロ、右のウイングに入るハフィーニャが2ゴールずつ。

MFガビ、ペドリ、セルジ・ロベルト、フェルミン・ロペス、フレンキー・デ・ヨング、FWジョアン・フェリックス、ギウ、ラミン・ヤマル、DFジュール・クンデがネットを揺らしており、このバラエティさこそ現バルセロナの魅力でもある。

16歳ヤマルも頼もしく、アトレティコ・マドリードからレンタルで加わったフェリックスも別人のようなプレイを見せている。ここまで攻撃の層が厚くなったのは予想外で、どこからでも得点を奪えるチームに仕上がりつつある。

28日には、レアル・マドリードとのクラシコが控える。今のバルセロナでは誰が主役になっても不思議はなく、この層の厚みは脅威だ。

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