ブンデス無敗ながら気になるドルトムントの“得点力不足” ハラー、フュルクルクに当たりが出ていない

まだ0ゴールのハラー photo/Getty Images

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センターフォワードに元気がない

ブンデスリーガ第8節までを消化した段階で、無敗のチームは3つある。王者バイエルン、指揮官シャビ・アロンソの下で面白いサッカーを展開しているレヴァークーゼン、そしてドルトムントだ。

ただ、ドルトムントは他2チームに比べると得点力が不足している。

バイエルンは第8節終了段階で26ゴール、さらに第9節のダルムシュタット戦で8-0と大勝。レヴァークーゼンもここまで25ゴール奪っているが、ドルトムントは17ゴールだ。
無敗を維持しているのはポジティブだが、頂点を狙うにはもう少し得点力が欲しいところ。

物足りないのはセンターフォワードだ。今夏にブレーメンから獲得したFWニクラス・フュルクルクは6試合で2ゴールを挙げているが、FWセバスティアン・ハラーが8試合で0ゴールと大不振だ。最近はスタメンからも外れており、フュルクルクと合わせて数字は物足りない。

チームには18歳のFWユウスファ・ムココも控えているが、指揮官エディン・テルジッチはムココにあまりチャンスを与えていない。今季はリーグ戦の出場時間が僅か47分となっており、テルジッチの下でドイツ期待の若手FWムココがきっちり育つのかと不安の声もある。

無敗を維持できているのは見事だが、リーグ制覇を目指すにはもう少し得点力が必要だ。チャンピオンズリーグもグループステージ3試合で1ゴールのみとなっており、ここは改善ポイントの1つとなりそうだ。

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