昨シーズンの輝きはどこへ…… 今季まだ1ゴールのラッシュフォード プレミア2位のシュートを放つもゴールが遠い

今シーズンはまだ1ゴールのラッシュフォード photo/Getty Images

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ハーランドに次ぐ34本のシュート

プレミアリーグ10試合を終えて、8位に沈んでいるマンチェスター・ユナイテッド。

10節のマンチェスター・シティとのマンチェスターダービーでも0-3で敗戦してしまった。5勝5敗で11ゴール16失点を許している苦しい状況だ。失点数も気にはなるが、チームの得点数がマンCのFWアーリング・ハーランド1人の得点と同じであることも気がかりだ。

そんなマンUの攻撃陣で昨シーズンほどの輝きをここまで見せることができていないのがFWマーカス・ラッシュフォードだ。昨シーズンは全公式戦56試合で30ゴール11アシストを記録。エースであり、10番であるにふさわしい活躍を見せた。
昨シーズンの活躍を受け、週給37万5000ポンド(約6800万円)とも言われる新契約を今夏に結んだラッシュフォードだが、今シーズンが13試合に出場し1ゴール3アシストのみだ。更なる活躍を期待しての新契約だったが、昨シーズンほどの輝きはここまでのラッシュフォードからは感じられない。

今シーズンは厳しいスタートとなったラッシュフォードだが、英『Football 365』によると、同選手は34本のシュートをリーグで打っているという。これは36本で最も多いハーランドに続く、2位の結果である。しかし、枠内シュートはわずか7本となっており、今シーズンの決定力を物語っている。

また同メディアはラッシュフォードのゴール期待値はプレミアワーストの結果であると伝えており、枠内シュート成功率20.6%となっている。この結果はエヴァートンのDFアシュリー・ヤングなどよりも低い156位という結果となっているようだ。

もちろんマンUの得点力不足はラッシュフォードだけのせいではないが、エースには昨シーズンのような輝きをどうしても期待してしまう。ここまで波に乗れていないチームが再び強さを取り戻すには10番の復活は欠かせないものとなるだろう。

10試合を終えて、わずか1ゴールのラッシュフォードはここから昨シーズンの輝きを取り戻し、チームを救うエースとなれるのか。

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