絶好調レヴァークーゼンには“もう1人”点取り屋がいる 2年前にブンデスで24ゴール奪った大型レフティーの復活はいつだ

2021-22シーズンは大活躍だったシック photo/Getty Images

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ボニフェイスと共演できれば脅威だが

MFフロリアン・ヴィルツ、FWヴィクター・ボニフェイスらが攻撃陣を引っ張り、ここまで無敗でブンデスリーガ首位を走るレヴァークーゼン。

リーグ戦9試合で27ゴールを奪う攻撃力が印象的だが、レヴァークーゼンにはまだハイレベルなFWが控えている。

2021-22シーズンにブンデスリーガで24ゴールを奪う活躍を見せたチェコ代表FWパトリック・シック(27)だ。
当時のシックは、まだバイエルンにいたFWロベルト・レヴァンドフスキと得点王争いを展開。最終的にはレヴァンドフスキが35ゴールを挙げて得点王となるのだが、シックの24ゴールはドルトムントでプレイしていたFWアーリング・ハーランド(22ゴール)をも抑えてリーグ2位の数字だった。

ついにシックの才能が覚醒したかと思われたのだが、そこからのシックは負傷が続いている。昨季も満足な結果を残せず、今季も内転筋のトラブルから離脱が続いていたのだ。

第9節のフライブルク戦で戦列復帰したものの、再びの故障で1日に行われたDFBポカール2回戦のSVザントハウゼン戦は欠場している。

今のボニフェイスからポジションを奪うのは困難だろうが、シックが復調してくれれば攻撃の層はさらに厚くなる。2021-22シーズンの24ゴールが偶然ではないはずで、再びのゴールラッシュをサポーターは待っている。

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