レアル加入から苦悩し続け“3年” 今度はレンタルでセリエAに挑戦したレイニエルに活躍の予感あり

欧州では結果を残せていないレイニエル(写真はジローナ時代) photo/Getty Images

ここ3試合は結果が出ている

2020年にフラメンゴからレアル・マドリードに加入して3年。なかなか結果を出せず、もがき続けてきたのがブラジル人MFレイニエル・ジェズス(21)だ。

2020年から2年間はドルトムント、昨季はスペインのジローナにレンタル移籍していたのだが、ここで成績を残せなかった。ドルトムントでは39試合で1ゴール1アシスト、ジローナでは18試合で2ゴール1アシストの成績となっており、これではレアル・マドリードでの定位置確保は夢のまた夢だ。

今季もレイニエルはレンタル移籍しているのだが、その行き先はイタリア・セリエAのフロジノーネだ。

フロジノーネにレンタル移籍していることを知らなかった人もいるかもしれないが、イタリアの地でレイニエルは少しずつ結果を残し始めている。

開幕から7試合は出番がなかったが、第8節のヴェローナ戦でいきなり得点を記録。第10節のカリアリ戦では2アシストも記録しており、ここ3試合は連続先発出場から印象的な結果を残している。

もっとも、現段階で所属元のレアル・マドリードはレイニエルを戦力と計算していない。スペイン『as』はレアル側がなるべく良い条件でレイニエルを売却したいと考えていることを伝えており、レンタル先のフロジノーネで評価を上げてくれることはレアルにとってもプラスとなる。

レイニエルとしても5大リーグで戦えることを証明する必要があり、フロジノーネでどこまで数字を上げられるのか勝負の1年だ。

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