リーガに現れた2人の新星ドリブラー ヴィニシウスをも超えるかもしれない若きドリブラーへの注目

グラナダで大活躍のブライアン・サラゴサ photo/Getty Images

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序盤のサプライズ選手に

レアル・マドリードFWヴィニシウス・ジュニオールが怪我で離脱していた期間があったことも影響しているが、今季のラ・リーガではフレッシュな2人のアタッカーがドリブル成功数1位&2位に入っている。

まず2位は、今夏にフランスのトロワからレンタルでジローナに加入した19歳のブラジル人FWサヴィーニョだ。

主に左のウイングに入るレフティーのサヴィーニョは、ここまで26回のドリブル成功数を記録しており、得点の方も3ゴール4アシストと快調だ。
まだ序盤戦の段階だが、スペイン『SPORT』は早くもバルセロナが関心を示していると伝えており、19歳の新星を巡って争奪戦が起こる日はそう遠くないか。

そして1位は、スペイン代表デビューも果たしたグラナダFWブライアン・サラゴサ(22)だ。スペイン1部でのプレイは今季が初のことだが、開幕からの11試合で5ゴール2アシストと一気にブレイク。

最大の武器は積極的に仕掛けるドリブルで、ここまで34回の成功数を記録している。何よりもボールを持てば怖がらずに仕掛けるところが魅力で、サラゴサは1試合平均6.5回もドリブルを仕掛ける超積極的なアタッカーなのだ。

昨今のスペイン代表にはいなかったタイプのアタッカーで、来夏のEURO2024へ貴重なジョーカーとなる可能性がある。164cmとかなり小柄な選手ではあるが、一瞬でDFをぶち抜くスピードとキレを備えている。

このままサラゴサが一気にリーガNo.1ドリブラーに名乗りを上げる気配もあり、成功数でそれを追うサヴィーニョとともに見逃せない才能だ。サラゴサは22歳、サヴィーニョが19歳と若いことを考えると、ビッグクラブが動き出すのは確実だろう。

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