837分で3ゴールは物足りない? ジョアン・フェリックスは真のワールドクラスFWとなれるのか

バルセロナでプレイするフェリックス photo/Getty Images

ウイングでプレイする場合はもう少し得点力が欲しいか

今季アトレティコ・マドリードからバルセロナにレンタル移籍し、一気に評価を上げたFWジョアン・フェリックス。

バルセロナのような攻撃的スタイルを志向するチームの方がプレイしやすいのだろうが、まだフェリックスにも課題はある。

アタッカーとして得点数が物足りないのだ。今季はレンタル移籍早々の第5節レアル・ベティス戦で移籍後初得点を記録し、その3日後に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第1節のアントワープ戦でも2得点を記録するなど、スタートは見事だった。

しかし、そのアントワープ戦以降はゴールを決めていない。アシストは10月のグラナダ、アスレティック・ビルバオ戦でもあったが、837分間プレイして3ゴールは少々物足りないか。

元よりゴールを量産するタイプの選手ではないとはいえ、現在プレイする左ウイングに入るならば得点力も求めたいところ。アトレティコ時代は指揮官ディエゴ・シメオネのスタイルに合わせようと苦戦していたが、それでも2020-21シーズンにはリーグ戦で7ゴール5アシスト、続く2021-22シーズンには8ゴール4アシストの結果を残している。バルセロナではそれ以上の数字を求めたい。

バルセロナでは時折キラリと光るテクニックを発揮しているが、ここから本格的に数字を上げていけるのか。真のワールドクラスFWへ、課題は得点力となりそうだ。

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