2億6500万ユーロかけた新戦力4人でたった“5ゴール”…… コロ・ムアニ、デンベレらPSGの大型新戦力は失敗に終わるのか

コロ・ムアニ&デンベレもまだ本領発揮とはいかず photo/Getty Images

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ここまでは失敗と判断されても仕方がない

今季ここまで全コンペティション合わせて12ゴールを決めるなど、パリ・サンジェルマンでは相変わらずエースのキリアン・ムバッペが大活躍だ。14試合に出場して12ゴールの成績に文句はつけられない。

ただ、ムバッペ以外のアタッカーはまだ本領を発揮できていない。仏『Foot Mercato』が気にかけているのは、今夏に大量加入した大物アタッカーたちだ。

まず9000万ユーロの移籍金でフランクフルトから加入したFWランダル・コロ・ムアニはここまで3ゴール、ベンフィカから買取義務付きのレンタルで獲得し、移籍金は8000万ユーロになるFWゴンサロ・ラモスは2ゴール、5000万ユーロでバルセロナから加えたFWウスマン・デンベレ、リヨンから4500万ユーロで加えたFWブラッドリー・バルコラの2人はここまで0ゴールだ。
この4人の獲得だけでもパリは2億6500万ユーロを投じたことになり、同メディアは「この新戦力4人だけで5ゴール。補強の失敗に関して話し始めてもいい頃だろうか」と今夏の新戦力たちに疑問を投げかけている。

数字だけで判断するならば、合格と言える新戦力は少ない。即戦力と期待されたデンベレも思うようにフィットせず、一気にフランス代表のセンターフォワード1番手になるかと思われたランダル・コロ・ムアニも影が薄い。

レアル・マドリードからフリーで加えたFWマルコ・アセンシオは2ゴール決めているが、怪我で戦列を離れている。韓国代表FWイ・ガンインが思った以上にフィットしているのは好材料だが、それでも今夏の目玉新戦力はコロ・ムアニやデンベレたちの方だ。

この数字のままでは失敗補強と判定されてしまいそうだが、中盤戦から巻き返せるのか。ここまではムバッペに頼るゲームが続いている。

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