《11試合連続3ゴール以上》奪う恐怖の得点力 もうリーグ戦で45ゴールも奪っているPSVが恐ろしい

エールディヴィジで連勝続けるPSV photo/Getty Images

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12戦全勝と手がつけられない

オランダを代表する名門アヤックスが大苦戦している一方、長くアヤックスと国内の覇権を争ってきた名門PSVは絶好調だ。

PSVはここまでリーグ戦12戦全勝。45ゴール5失点と手がつけられない。11日に行われた第12節ではPECズヴォレを4-0のスコアで粉砕しているが、これで今季のエールディヴィジで3点以上奪ったゲームは11試合目となる。3点以上奪えなかったゲームは2-0で勝利した開幕戦のユトレヒト戦だけで、そこから驚異の11試合連続3ゴール以上と大爆発中なのだ。

この快進撃をクラブ公式も取り上げているが、11試合連続での3ゴール以上記録はエールディヴィジの歴史でも初のことだという。
リーグ戦でのトップスコアラーはベテランFWルーク・デ・ヨングで、ここまで10ゴールと快調に飛ばしている。それに加え、今夏に獲得した新戦力がヒットしているのが大きい。

3ゴールを奪っているアメリカ代表FWリカルド・ペピは、昨季アウグスブルクからフローニンヘンにレンタル移籍し、12ゴール3アシストの成績を残している。エールディヴィジで通用することは証明済みで、そのペピを獲得したPSVの判断は当たりだ。

ベルギーのロイヤル・ユニオン・サン・ジロワーズからレンタルで加えたFWヨルベ・フェルテッセンも3ゴール、以前はアヤックスでもプレイしていたオランダ代表FWノア・ラングが4ゴール、4年ぶりにPSVに戻ってきたFWイルビング・ロサーノが5ゴール、バイエルンからレンタルで加えたアメリカ代表MFマリク・ティルマンも5ゴールだ。

新戦力がヒットしている点はアヤックスと大きく違うところで、市場で充実した動きを見せたのはPSVの方だ。現在は7ポイント差で昨季王者フェイエノールトが追撃しているが、今のPSVを止めるのは簡単ではないだろう。

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