ジャクソンはチェルシーの“Newドログバ”となるのか 漂う大物キラーの雰囲気に集まる期待

チェルシーで活躍するジャクソン photo/Getty Images

続きを見る

スパーズ、マンC相手の得点で評価は急上昇

開幕当初は危険な状態にあるかと思われたチェルシーの調子が上がってきた。

6日に行われた第11節のトッテナム戦では4-1と快勝を収め、12日に行われた第12節のマンチェスター・シティ戦では4-4と打ち合いを演じてみせた。リーグトップクラスの2チーム相手にこの成績は十分な成果と言えよう。

中でも注目は最前線のFWニコラス・ジャクソンだ。トッテナム戦ではハットトリックを決め、マンC戦でもこぼれ球に詰めて1ゴールを記録した。
そのダイナミックなパフォーマンスからクラブOBディディエ・ドログバと比較する声もあるが、『ESPN』もドログバに近いストライカーに育つ可能性があると22歳の逸材に期待を寄せる。

まだジャクソンは経験の浅い選手だが、トッテナム&マンCから得点を奪うあたりに大物キラーの気配が漂う。ドログバもビッグマッチを得意としており、それがチェルシーでレジェンドFWと称えられる最大の理由だ。ジャクソンにもその素質があるかもしれない。

ドログバはチェルシーで多くのタイトルを手にしたが、加入初年度の2004−05シーズンはプレミアリーグ26試合で10ゴールと数字はそこまで目立つものではなかった。すでにジャクソンは6ゴールを奪っており、ドログバ1年目の数字は射程圏内に入っている。

近年のチェルシーはセンターフォワード補強が外れてばかりだったが、ジャクソンがその答えなのか。トッテナム&マンC相手の4ゴールはサポーターを大いに興奮させるものとなっている。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.299 フリック・バルサ徹底分析

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ