「今日はユナイテッドバージョン」「さらなる不満」 代表で無得点&負傷交代のラッシュフォードに厳しい評価

今回は代表でも結果が出なかったラッシュフォード photo/Getty Images

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ケガも心配される

イングランド代表は、EURO2024予選グループCでマルタ代表と対戦。精彩を欠くゲームだったが、開始8分のオウンゴールとハリー・ケインの追加点で勝利している。

多士済々のアタッカー陣を揃えるイングランド代表だが、マンチェスター・ユナイテッドのFWマーカス・ラッシュフォードがこの試合で先発した。クラブでは今季1ゴールのみにとどまっており代表招集をためらう声も聞かれたが、ガレス・サウスゲイト監督はラッシュフォードに対し信頼を示した形だ。

しかしラッシュフォードはノーゴールに終わっただけでなく、61分に味方のトレント・アレクサンダー・アーノルドと交錯した際に負傷してしまい、コール・パルマーと交代でピッチを後にしている。
英『Sky Sports』は「ラッシュフォードはさらに不満をつのらせる」と見出しを打ち、「代表でのここ最近5試合での3ゴールと2アシストは、監督の招集を支持する材料となった。しかし、マンチェスター・ユナイテッドでシーズンの大部分をそうしてきたように、ここでもラッシュフォードは不満をつのらせた」と報じた。

『Daily Mail』は「ラッシュフォードはこれまで、イングランドのカラーをまとえば別の選手だった。今日はマンチェスター・ユナイテッドバージョンだ。なにかを提供することはまれで、(交代するまでの)1時間は十分な時間だった」と酷評。フィカヨ・トモリとともにチーム最低点の「5」を与えている。

なかなか結果が出せないラッシュフォード。今回は負傷という憂き目にもあってしまった。リーグで唯一のゴールを決めたアーセナル戦で見せたような鋭いシュートも持っているだけに、なにかひとつきっかけを掴みたいところだが、なかなか上昇気流に乗れないシーズンとなってしまっている。

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