カタールは8-1、豪州は7-0勝利…… ワンサイドゲームばかりのアジア2次予選で目立つ大きすぎる戦力差

日本もミャンマーを圧倒した photo/Getty Images

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予選としての価値をどう見出すか

16日よりワールドカップ・2026年大会へ向けたアジア2次予選がスタートしたが、いきなり目立ったのがワンサイドゲームだ。

グループBの日本代表はミャンマー代表をホームで5-0と粉砕。試合前から分かっていたことだが、徹底的に守備を固めようとするミャンマー相手に日本が一方的に攻め込む展開となった。日本がシュート31本を打ったのに対し、ミャンマーは0本だ。あまりにも戦力差がありすぎたと言える。

他のグループでも似たようなゲームが目立っており、グループCの韓国はシンガポールを5-0で粉砕。ソン・フンミンやイ・ガンイン、ファン・ヒチャンといった海外組がネットを揺らしており、こちらも一方的なゲームだ。
グループIのオーストラリア代表は、バングラデシュを7-0で粉砕。オーストラリアも昨年のワールドカップ・カタール大会でベスト16へ入ったことで自信を深めており、今回の予選も初戦からバングラデシュを圧倒。シュート数もオーストラリアが29本、バングラデシュは1本だけと一方的だ。

グループAのカタールは、アフガニスタンを8-1のスコアで撃破。自国開催となった昨年のワールドカップではあっさりグループステージ敗退と悔しい思いを味わったが、今回のアフガニスタン戦でも4ゴールを挙げたFWアルモエズ・アリなどタレント力はまずまずだ。アジアレベルでは安定した結果を残せるだろう。

グループEのイランもサルダル・アズムン、メフディ・タレミら欧州トップリーグで活躍する選手がネットを揺らし、4-0で快勝している。

『ESPN』もいきなりの大勝劇ばかりと取り上げているが、やはりアジア2次予選はチーム間の戦力差が大きすぎる。必要な予選のステップとはいえ、ゲームとして価値を見出すのは難しいかもしれない。

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