クロップがガクポに求めるプレイはフィルミーノ? 成長を続けるオランダ代表ストライカーは豊富なタレントを揃えるリヴァプールで唯一無二になれるか

リヴァプールでプレイするガクポ photo/Getty Images

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2023年1月にリヴァプールに加入

オランダ代表FWコーディー・ガクポ(24)はPSVの下部組織出身であり、2018年のトップチーム昇格で頭角を表す。2022カタールW杯ではオランダ代表としてグループステージ全3試合で得点を挙げ、その名を世界に轟かせた。

その活躍もあり、2023年1月にリヴァプールに加入。昨シーズンは、プレミアリーグ21試合に出場し、7ゴール3アシストを記録している。今シーズンはこれまでの主戦場となる左ウイングだけではなく、CFでの起用も増えているガクポ。

新境地を開拓しているガクポに対し、指揮官のユルゲン・クロップは今夏に退団したFWロベルト・フィルミーノのようなプレイを望んでいるという。ガクポは1月の獲得時に、クロップに言われたことを明かしている。
「彼(クロップ)は1月に私に『コーディは良いプレッシングができるし、ロベルト・フィルミーノが何年も我々のためにしてくれたことをストライカーとしてできる』と言ったんだ。私は自分のコンフォートゾーンから出ることに挑戦している。私はそういうのが好きだからね」(英『Football 365』より)

フィルミーノは点を取ることやチャンスメイクができるだけではなく、前線からの守備が抜群に上手い選手であった。FWモハメド・サラーやFWサディオ・マネの陰に隠れることもあったが、フィルミーノなしではあの強力なフロントスリーは成り立たなかっただろう。

今シーズンは、プレミアリーグ10試合に出場し2ゴールをマークしているガクポ。新境地を切り拓いているオランダ代表FWは、豊富なタレントを擁するリヴァプールの中で、フィルミーノのような唯一無二の存在になることができるのか注目だ。

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