ヌニェスはシーズン30ゴールを取れるストライカーになれる? 片鱗を見せ始めた怪物は真のストライカーへと変身を遂げるか

今季好調なリヴァプールのヌニェス photo/Getty Images

今シーズンは17試合で7G6A

リヴァプールに所属するウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスは今シーズン大爆発の予感を漂わせている。

昨年の夏にベンフィカから7500万ユーロとも言われる移籍金でリヴァプールに加入した。加入1年目ながらも公式戦通算42試合に出場し、15ゴール4アシストを記録。しかし、同時期に加入したマンチェスター・シティのFWアーリング・ハーランドと比較されることもあり、批判の声もしばしば見られた。

批判を受けることもあったシーズンを乗り越えたヌニェスは今シーズン絶好調だ。全公式戦17試合に出場し、7ゴール6アシストをマーク。絶好のチャンスを逃してしまい決定力不足を感じさせるシーンもあるが、昨シーズンとは大きく違う様子をここまで示している。

怪物ストライカーの片鱗を見せつつあるヌニェスについて、ジャーナリストのディーン・ジョーンズ氏は「30ゴールを達成するストライカーになるだろう」と英『GiveMeSport』にて答えている。

「たとえチャンスを逃していたとしても、『チャンスを逃しているだけだ、君はまだ正しい位置にいて、ゴールは必ずやってくる』という風に、彼を出場させ続ける必要がある。ヌニェスはやがて学び始める。パフォーマンスのレベルはまだ不安定だが、ヌニェスがリヴァプールで30ゴールを達成するストライカーになるだろうという確信は十分にある。そして今シーズン、その素質が見え始めていると思う 」

パフォーマンスレベルはまだ完全ではないが、起用し続けることで1シーズンで30ゴールを決めるストライカーに成長するに違いない、と同氏はコメントしている。

ゴールやアシストだけではなく、ポストプレイや献身的な守備などヌニェスのパフォーマンスが昨シーズンよりよくなっているのは明らかだ。

ヌニェスはウルグアイ代表として戦っているW杯予選のアルゼンチン戦でもゴールを決めており、絶好調だ。今季大爆発の予感を漂わせるストライカーは次節のマンC戦でもその存在を見せつけることができるか。

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