熱戦必至のイタリアVSウクライナ迫る ウクライナのツィガンコフが抱く思い「ウクライナの人たちに幸せな瞬間を届けたい」

ウクライナは前回大戦でイタリアに敗れている photo/Getty Images

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絶対に負けられない一戦へ

20日、EURO2024予選・グループCでは勝負の一戦が行われる。勝ち点13で並ぶ2位イタリア代表VS3位ウクライナ代表の直接対決だ。

イタリアは先日の北マケドニア戦に5-2で勝利を収めており、予選突破へ王手をかけている。一方のウクライナも勝ち点では並んでいるため、イタリアに勝てば2位に入れる。

ウクライナのメンバーで注目したいのは、ラ・リーガで首位を走る好調ジローナでプレイするFWアルテム・ドフビクとMFヴィクトル・ツィガンコフの2人だ。両者ともクラブで充実した時間を過ごしており、イタリアにとって厄介な相手となるのは間違いない。
伊『Gazzetta dello Sport』によると、ツィガンコフもEURO出場を決めてウクライナ国民に勇気を届けたいと意気込む。

「僕たちは毎日のトレーニングセッションを楽しんでいる。チームには素晴らしい雰囲気があり、この集中力を維持しないとね。EURO出場は非常に大きな意味を持つ。素晴らしい大会であり、僕たちもそこでプレイしたい。国民は何か月も苦しんでいて、僕たちはウクライナの人たちに幸せな瞬間を届けたいと思っているんだ」

「プレッシャーの面では、アズーリの方が大きいと思う。なぜなら彼らは強豪国であり、EUROのような大会の常連だ。実際に彼らは前回大会王者だからね。それでも、僕たちは国と国民にとってEURO出場がどれほど重要であるかを理解している。幸せを届けたいし、僕たちの頑張りを誇りに思ってもらいたいんだ」

ウクライナは他にもアーセナルDFオレクサンドル・ジンチェンコ、チェルシーFWミハイロ・ムドリクなどタレントはまずまず揃っている。前回王者イタリアも予選で消えるわけにはいかず、明日のゲームで決めたいと考えていることだろう。熱戦必至のグループC最終戦は見逃せない。

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