ボニフェイス、モフィ、アウォニイらいるのに2連続ドロー ナイジェリア“超強力FW陣”をW杯で見られるか

ナイジェリアもW杯で見たいチームだ photo/Getty Images

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ここにオシムヘンも絡んでくる

センターフォワードのクオリティと枚数で言えば、今のアフリカで最も注目されているのはナイジェリア代表だろう。

最大の注目株はナポリのヴィクター・オシムヘンで、多くのメガクラブが熱視線を送るワールドクラスのストライカーだ。1人で強引にシュートまで持ち込む馬力があり、イタリア・セリエAでその実力は証明済みだ。

他にも今季レヴァークーゼンで大ブレイクのヴィクター・ボニフェイス、昨季プレミアリーグで二桁10ゴールを奪ったノッティンガム・フォレストFWタイウォ・アウォニイ、レアル・ソシエダで久保建英とプレイするサディク・ウマル、昨季リーグ・アンで18ゴールを挙げたテレム・モフィ、代表での経験も豊富なレスター・シティFWケレチ・イヘアナチョなど、その顔ぶれはかなり豪華だ。
ただ、今月よりスタートしたワールドカップ2026・アフリカ予選ではグループステージ初戦でレソト、第2節でジンバブエ相手に続けて1-1と引き分けてしまった。2試合続けて格下から勝ち点3を逃すことになり、理想的なスタートとは言えない。

ワールドカップ2026年大会よりアフリカの出場枠は5から9.5に拡大しているため、前回のカタール大会よりは出場権を確保しやすい状況ではある。しかし、ナイジェリアは同じグループに南アフリカ代表も入っている。あまり油断してもいられないだろう。

ナイジェリアは今回のレソト戦でボニフェイスとアウォニイの2トップ、続くジンバブエ戦はモフィとサウサンプトンFWジョー・アリボを最前線で起用している。2試合で前線のメンバーが異なるが、それだけ層が厚いということだ。しかも今回は怪我でオシムヘンを欠いていたため、本当はここにオシムヘンが絡んでくる。

これだけの前線を抱えながら格下相手に得点力不足となるのは寂しいが、アフリカでも屈指のセンターフォワード集団となっているナイジェリアは予選でゴールラッシュ披露となるか。

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