「彼は傑出したサッカー選手」 リコ・ルイスのEURO2024メンバー入りは現実的か イングランド代表デビューで集まる称賛

イングランド代表デビューを飾ったリコ・ルイス photo/Getty Images

北マケドニア戦でスタメン出場

11月のEURO2024予選でイングランド代表初招集を飾ったマンチェスター・シティのDFリコ・ルイス(19)。

マンCですでに好パフォーマンスを見せている19歳は2戦目となる21日に行われた北マケドニア戦でスタメン出場を果たした。左SBでの出場となったルイスは41分に北マケドニアにPKを献上してしまったが、フル出場を果たした同選手には称賛の声が集まっている。

英『Sky Sports』では、ルイスについて「マンシティのティーンエイジャーは、デビュー戦どころか左サイドバックとして50キャップを誇るディフェンダーのような落ち着きと気質でプレイした」と称賛しており、続けて「ルイスの多才さが怪我をしがちなベン・チルウェルやルーク・ショーよりも優位に立つ可能性がある」と綴っている。

また元イングランド代表のジョー・コール氏はルイスを「傑出した選手」と称賛していることを英『Daily Mail』は伝えた。

「ペップ・グアルディオラは彼のことを叙情的に語り、今夜の彼は相手にとって非常に理解しがたいものだった。彼はイングランドがマルタ戦よりもはるかに上手にラインを突破できるようにした。彼は効果的だった。彼は傑出したサッカー選手であり、そのポジションでギャレス・サウスゲイトにもう一つの現実的な選択肢を与えたと思う」

デビュー戦ながらもこの試合のプレイヤー・オブ・ザ・マッチに輝いたルイス。まだ1試合のみとはいえ、指揮官へのアピールとなった試合であった。

上述したように、左SBにはショーやチルウェルといった選手もおり、EURO2024のメンバー入りには熾烈な争いを制する必要がある。ルイスが選出されるかどうかは、マンCでの出場時間をどれだけ伸ばすことができるかどうかも大きく影響するだろう。

来年6月のEURO2024のメンバー入りの話をするには時期尚早であるかもしれないが、ルイスは印象的なパフォーマンスを残したと言えるだろう。

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