マンチェスター・シティ115件のFFP違反疑惑にペップが無罪主張 「この国では有罪が証明されるまで誰もが無罪」

口を開いたシティのグアルディオラ監督 photo/Getty Images

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もし処分が下されれば降格もありうる

プレミアリーグでは、財務規定違反によりエヴァートンに10ポイントの勝ち点剥奪処分が下ったことが話題となっている。違反の疑いがあるのはエヴァートンだけではなく、特にマンチェスター・シティはこれまで115件ものFFP(ファイナンシャル・フェアプレイ)違反が取りざたされており、処分が下るとなれば勝ち点剥奪どころではなく、下部リーグへの降格もありうる。

そんななか、シティのペップ・グアルディオラ監督が口を開いた。英『The Guardian』ほか各メディアがコメントを伝えている。

「私たちはすでに監視下にあるが、私はルールをきちんと守ることを大切にしている。何か悪いことをしたら、罰を受けないといけない。もしUEFAとFIFAがFFPの導入を決定するなら、私は全面的に支持するよ」
さらに、もしシティが有罪判決を受けたら自分の立場はどうなるかとの質問に対し、次のように答えた。

「良い質問だ。判決が下されたらお答えしようと思う。あなたはまるで私たちが罰を受けたかのように質問しているが、有罪が証明されるまでは私たちは無罪だ。そういう国に住んでいる私たちは幸運だよ。人々がそれを望んでいることはわかっているが、今は待って、処分が決まったらここに来て説明しようと思う」

チームは首位を走っているものの、処分が確定すれば一転ピンチとなる可能性があるシティ。ペップは無罪を主張したが、内心穏やかではないだろう。

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