CF獲得に “約270億円”を費やしたが……  合わせてもまだ7ゴールに留まるPSGの2人のストライカー

新加入のコロ・ムアニとゴンサロ・ラモス photo/Getty Images

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ムバッペに依存する攻撃陣

リーグ・アン13試合を終えて、9勝3分1敗で首位に立つパリ・サンジェルマン(PSG)。ここまでリーグ戦34得点を記録しているPSGだが、FWキリアン・ムバッペが14ゴールを決めており、PSGの全得点のうち約41%を記録している。

ムバッペの得点に依存しているとの声もあるPSGだが、気になるのはゴンサロ・ラモスとランダル・コロ・ムアニの得点数だ。

PSGは今夏に総額9000万ユーロ(約142億円)とも言われる金額でコロ・ムアニをフランクフルトから獲得。また、現地時間22日にレンタル移籍で加入していたラモスに最大8000万ユーロ(約130億円)とも言われる金額でベンフィカから買い取っている。
2人の9番に約272億円もの金額を払ったPSGだが、コロ・ムアニは全公式戦12試合で4ゴール2アシスト、リーグ戦では8試合に出場し3ゴール2アシストだ。ラモスは全公式戦16試合で3ゴール1アシスト、リーグ戦では12試合に出場し3ゴール1アシストに留まっている。スペイン『SPORT』は、現段階の2人の得点数では獲得に費やした金額に釣り合わない、と伝えており、問題視している。

コロ・ムアニは昨シーズン、フランクフルトでリーグ戦32試合で15ゴール14アシストを記録しており、ラモスはベンフィカでリーグ戦30試合で19ゴール7アシストを記録している。本来のパフォーマンスを考えると、今の得点数では物足りなく感じてしまう。

またPSGはウーゴ・エキティケの獲得にもお金を費やしたが、同選手は今シーズン8分しかプレイしていない。

コロ・ムアニとラモスは13節のモナコ戦でそれぞれ1ゴールずつマークしており、両選手に必要なのは時間なのかもしれない。

大金を費やして獲得したストライカーたちの得点数が伸び悩んでいるPSGだが、コロ・ムアニとラモスはここから金額に見合う結果を残すことができるだろうか。

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