EURO2024メンバー入りのために…… 現状を変えるためプレイ時間の確保が必要な7人のプレミア戦士たち

出場時間を確保したいGKラムズデール photo/Getty Images

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来年6月にドイツで開催

EURO2024の本戦に出場する国が続々と決まり、来年6月の大会に向けたメンバー入りに向けてアピールを行う必要がある出場国の選手たち。

英『THE Sun』は1月の移籍を実現させ、EURO2024のメンバー入りに向けてアピールをする必要がある7人のプレミア戦士を取り上げている。

1人目はマンチェスター・シティに所属するイングランド代表MFカルヴィン・フィリップスだ。代表では出場機会を得ているものの、マンCでは依然として出場機会に悩んでいる。今シーズンは8試合に出場しているが、スタメン出場は1回のみだ。同選手にはニューカッスルやユヴェントスといった多くのクラブが関心を寄せており、去就が注目されている。
2人目はマンチェスター・ユナイテッドのドニー・ファン・デ・ベークだ。昨シーズン大怪我を負い、出場機会に悩んだMFは今季もまだ21分しかプレイしていない。出場機会を確保できていない同選手は、2021年以来オランダ代表としてはプレイしておらず、代表復帰に向けて、まずはプレイ時間を確保する必要がある。

3人目は同じくマンUのFWアントニー・マルシャル。今シーズンはプレミアリーグ12節を終えた時点でリーグ戦では10試合に出場しているが、ゴール、アシストともにマークできていない。マンUの1月での退団が濃厚な選手の1人でもある。スター選手揃いのフランス代表に復帰は厳しい道のりだが、まずは結果を残すことが求められる。

4人目はアーセナルのGKアーロン・ラムズデールだ。昨シーズンはアーセナルの躍進に欠かせない役割を担ったが、今夏にレンタルでGKダビド・ラジャが加入して以降、守護神の座を奪われている。ジョーダン・ピックフォードやニック・ポープ、ジェイソン・スティール、サム・ジョンストンといったメンバー争いに勝つためにもピッチに立ち、試合勘を保つことは必要か。

5人目はチェルシーのFWノニ・マドゥケだ。世代別のイングランド代表では、各カテゴリーに選ばれ、ネクストブレイクが期待される同選手。チェルシーでは出場機会を確保できておらず8試合のうちスタメンは2回のみ。コール・パルマーやリコ・ルイス同様、A代表に食い込んでいける力を持つ同選手も、激戦が予想される代表メンバー争いに名を連ねるにはプレイ時間をまずは伸ばす必要がある。

6人目はトッテナムのFWブライアン・ヒルだ。ヒルは2021年にトッテナムに加入するも、バレンシア、セビージャとレンタル移籍を繰り返していた。今季はトッテナムでプレイするが、2試合のみの出場に留まっている。かつてスペインで高い評価を受けていたヒルが代表復帰するには新天地を求めることも大事か。

最後の7人目はアーセナルに所属するイタリア代表MFジョルジーニョ。MFデクラン・ライスの加入で出場機会が危ぶまれた時期もあったが、ここまで公式戦15試合に出場。MFトーマス・パルティの負傷離脱も関係しているが、ここまではアーセナルに欠かせない選手の1人だ。カイ・ハフェルツなどがIHに完全にフィットし、ライスのアンカー起用が増えると、出場機会が減る可能性はあるが、ジョルジーニョに関しては他のメンバーと違い残留しても十分に戦える可能性が高い。

6月のメンバー入りに向けて、まずは各クラブで結果を残すことが求められる。今シーズンの残りのパフォーマンスはEURO2024のメンバー入りに大きく関わってくるだろう。出場機会に悩む選手たちが、1月にどのような決断をするのか注目だ。

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