現時点で相手への脅威となるのはグリーリッシュよりドク? ライプツィヒ戦でも残した抜群のインパクト

マンCのグリーリッシュとドク photo/Getty Images

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左ウイングのポジション争いは熾烈に

FWジェレミー・ドクが今夏、マンチェスター・シティに加入して以降、左ウイングのポジション争いは多くの注目を集めている。

昨シーズンは、FWジャック・グリーリッシュが左ウイングで輝きを放ち、3冠に大きく貢献。ドクはリーグ・アンやベルギー代表ですでに存在感を放っていたが、グリーリッシュのファーストチョイスは変わらないと思われていた。

しかし、グリーリッシュが開幕してすぐに負傷したこともあり、出場機会を得たドクは圧巻のパフォーマンスを見せる。すぐにグリーリッシュのポジションを脅かす存在となった。
CLのグループステージ第5戦のライプツィヒ戦では、グリーリッシュがスタメン出場した。前半はチーム全体が悪かったとはいえ、グリーリッシュも本来のパフォーマンスとは遠い出来だった。一方で54分にグリーリッシュに代わって出場したドクは、前節のリヴァプール戦の好調さをそのままに発揮。英『Manchester Evening News』でもドクのパフォーマンスを称賛しており、現時点ではドクの方が脅威になっていると綴っている。

「ドクは3点目に絡み、フォーデンを見つけてからボールを​​渡し、フリアン・アルバレスが逆転ゴールを決めた。シティがボールを左サイドに動かすたびに、エティハドの歓声は大きくなった。彼はすでにシティファンにとってカルト的な存在となっている」

「ピッチ上でグリーリッシュは2回のテイクオンのうち1回を成功させ、34回のタッチを記録し、そのうちPA内に侵入したのは1回だけだった。約40分間の試合で、ドクはテイクオン7回中4回を成功させ、40回のタッチを記録し、PA内に4回侵入した。現時点では左ウイングとしてのドクはより脅威となっており、彼を外すことはますます難しくなっている」

ドクとグリーリッシュはプレイスタイルが違うため、どちらが適任なのかは相手によっても変わってくるだろう。しかし、ここまで全公式戦16試合で3ゴール6アシストをドクは記録しており、ゴールへの直接的な脅威となっているのはドクだといえるだろう。

ここまで公式戦14試合の出場で2アシストのグリーリッシュ。同選手の良さは数字には現れにくい言われているが、再びシティにとって欠かせない存在となることができるか。

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