グリーリッシュはもうドクに勝てないのか 「わずか2アシストしかない。彼はFWなのに!」

今季は出場が少ないグリーリッシュ photo/Getty Images

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序列を完全に落としてしまった

今季も強烈な攻撃力と高い完成度を見せつけるプレミア王者マンチェスター・シティ。現在は2位まで後退したが、またすぐに首位の座を取り返したとしても不思議はない。

全体的に好調ではあるが、ディテールを見れば不安な点もある。FWジャック・グリーリッシュの不調もそのひとつだ。左ウイングを主戦場とするグリーリッシュだが、今季は新加入のFWジェレミー・ドクにスタメンを奪われ、ここまでリーグ戦327分の出場と序列を落としてしまった。

ゴールを奪うこともできておらず、プレミアリーグとチャンピオンズリーグで1つずつアシストを記録したのみとなっている。
リヴァプールなどで活躍したグレアム・スーネス氏は、現在のグリーリッシュのパフォーマンスではスタメン落ちもやむなしと考えているようだ。英『Daily Mail』のコラムで語っている。

「彼はあまりに多くのタッチをしすぎて、十分に早く全体像を見ることができない。それはチームのスピードを低下させる。このように考えると、なぜペップ・グアルディオラがジェレミー・ドクを先んじて指名するのか理解できる」

「グリーリッシュは非常に予測しやすくなった。彼はサイドバックをラインまで下げさせてから、内側を見てスクエアにプレイする。脅威もなければ、最終的な成果もない。彼はクラブと代表で過去30試合ゴールを決めておらず、今季はわずか2アシストしかない。彼はFWなのに!」

対してドクは非常にトリッキーなドリブルでチーム1のドリブル成功数を記録しており、リーグで2ゴールと5アシストを決めている。スーネス氏はもしサイドバックの選手にどちらと対戦したいかと聞けば、みな一様にグリーリッシュと答えるだろうと語った。28歳であり、年齢的にもピークを迎えるグリーリッシュ。このままシティで2番手に甘んじてしまうのだろうか。

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