元ユナイテッドの“落ちた天才MF”が逮捕 ラヴェル・モリソンに詐欺罪で有罪判決

将来を嘱望されていたモリソン photo/Getty Images

“青いバッジ”を不正使用

元プレミアリーガーで、マンチェスター・ユナイテッドなどに所属したMFラヴェル・モリソンが逮捕されていた。

英『sky sports』などによると、モリソンは去る2022年5月22日、マンチェスターのブリッジウォーター通りに愛車の白いアウディを駐車。その際、障害者や健康状態に問題を抱える人が目的地に近い場所に駐車できるようにする「青いバッジ」が掲げられていたのを駐車場の監視員が発見したが、このバッジは故人のものだったという。それを不正使用していたのがモリソンだった。

モリソンは詐欺罪で起訴され、このたび1000ポンドの罰金が言い渡されたという。

マンチェスター市議会の担当者は「この事件を無事に起訴することができた捜査官の勤勉な仕事に感謝します。青いバッジが合法的に使用されていることを確認するために毎日街頭をパトロールしています。法律を回避しようとする人々を発見した場合には、ためらわずに行動を起こします」とコメントを発表している。

気になるのは、モリソンがこのバッジを「オールド・トラッフォードで購入した」と語っていることだ。誰かが不正にモリソンに横流ししたということであり、値段は50ポンドだったという。

モリソンは将来を嘱望される天才MFで、ポール・ポグバをもしのぐ才能だという評価も得ていた。しかし、素行不良の問題児であり、あのアレックス・ファーガソンですら最終的に彼を立ち直らせることはできず、近年はさまざまなクラブを転々としていた。まだ30歳のモリソンだが、人間性に問題があるところは変わっていなかったようだ。

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