ジンチェンコはアーセナルにとって毒か薬か!? 1アシストも気の抜けたプレイ「必要のない頭痛のタネ」

得点と失点の両方に絡んだジンチェンコ photo/Getty Images

続きを見る

失点につながるミスも犯した

プレミアリーグ第14節、アーセナルはウルブズと対戦。2-1とホームで勝利し首位をキープした。

この試合で、左サイドバックとして先発したのはオレクサンドル・ジンチェンコだ。13分、ジンチェンコは左サイドからマイナスのクロスを折り返し、これにマルティン・ウーデゴーが合わせてアーセナルは2点目を奪取している。

英『Squawka』によれば、パス自体にほぼミスはなく、彼はこの試合で95%のパスを成功させている。しかし、86分にはゴール前で不用意にボールをさらし、それを奪われてマテウス・クーニャにゴールを許してしまった。
また、前半にも左サイドでボールを失い、ガブリエウ・マルティネッリのカバーで事なきを得たもののヒヤリとするシーンがあった。

英『the Athletic』は「彼の洗練されたパフォーマンスを台無しにしてしまうのは、このような気の抜けたプレイだ」と指摘。こうした集中力の低下は、アーセナルにとって必要のない頭痛のタネであると綴っている。

もともとMFであるため、守備強度や危機管理に問題があるようにも思えるジンチェンコ。アシストを記録したようにパスや組み立てで貢献しているのは確かで、この試合でも評価が難しい。そのプレイはアーセナルにとって毒にも薬にもなりうるようだ。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.299 フリック・バルサ徹底分析

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ