撃ち合い上等、一歩も退かない“ポステコ戦術”は正しかった 「シティを傷つける最善の方法と証明した」

劇的な同点弾を挙げたクルセフスキ photo/Getty Images

シティに問題を引き起こした

プレミアリーグ第14節、トッテナムはマンチェスター・シティとアウェイで戦い、3-3と引き分けた。

開幕からの好調が一転、ここまで3連敗となっていたトッテナム。2-2で推移していた81分にはジャック・グリーリッシュの勝ち越し弾を被弾。やはり4連敗となるのかと思われた矢先、90分にデヤン・クルセフスキがネットを揺らし、土壇場での勝ち点1を手に入れることに成功した。

特筆すべきは、王者相手に一歩も退かず攻撃サッカーを貫いたことだ。チームに負傷者多発、満身創痍の現状もあり、今回ばかりはさすがに守備を固めて臨むのではと思われていたこの試合だが、やはり指揮官アンジェ・ポステコグルーはそのような戦い方を選択しなかった。試合前の記者会見でも、指揮官は自分たちのスタイルでサッカーをプレイすると明言していた。英『football.london』は、その戦いを称賛している。

「トッテナムが3-3の引き分けで勝ち点1を獲得したとき、彼の判断はまさに正しかったとわかった。トッテナムは攻撃的なプレイで本当に感銘を与え、マンチェスターでの結果は十分なものだった」

「守備的なアプローチを採用することがものごとを進めるのに正しい方法だと信じる人々もいた。しかしポステコグルーは、彼らの攻撃的なプレイが確かにマンチェスター・シティを傷つける最善の方法であったと証明した」

「これまで通り、スパーズはポステコグルー監督のもと攻撃、攻撃、攻撃を続ける」

このところの連敗で急ブレーキがかかっていたトッテナムだが、やはりその攻撃サッカーは恐るべきものだ。自分たちのやり方でしっかりと結果を手にしたスパーズ。負傷者続出のなかでも、この結果は大きな自信となったに違いない。

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