《4試合で10失点》の昨季王者 何かが足りない今季のシティを名将ペップは立て直すことができるのか 「サッカーに不運は存在しない」

マンCを率いるペップ・グアルディオラ photo/Getty Images

トッテナムに3-3の引き分け

プレミアリーグ第14節のトッテナム戦で3-3の引き分けに終わったマンチェスター・シティは、順位を3位に落とした。

チェルシー戦(4-4)、リヴァプール戦(1-1)、トッテナム(3-3)とリーグ戦は3試合連続でリードを守り切ることができず、引き分けに終わっているシティ。3試合とも試合内容が悪かったわけではないが、試合を終わらせることができず勝ち点を逃している。またCLのライプツィヒ戦でも2失点を許しており、直近4試合で10失点を許している。

今月はクラブW杯もあり、例年よりもさらにハードなスケジュールになるシティだが、プレミアリーグ史上初の4連覇を達成するにはこれ以上、勝ち点を落としてしまう戦いは許されない。

数少ない相手の枠内シュートから失点を許しているシティだが、指揮官のペップ・グアルディオラは「サッカーに不運は存在しない」と語っている。

「我々はあまりチャンスを与えていない。我々は枠内シュート2本でウルブズに負けた。リバプールも同様だった。我々は学ばなければならないし、試合を見返さなければならない。私はヨハン・クライフから、サッカーに不運は存在しないことを学んだ。チームは以前のシーズンとまったく違うのか?そうは思わない。私にはまだ同じように感じられる」(英『Daily Mail』より)

シティは例年通りであれば、シーズン中盤から終盤にかけて強さを発揮しリーグタイトルをものにしてきた。前半戦は比較的いろいろなことを試しながら、戦ってきたペップ・シティだが、12月には前述したようにクラブW杯があり、いつもとは違った戦いを強いられるかもしれない。

スケジュールもよりタイトになり、怪我人が増える可能性も十分に考えられるだろう。思うように勝ち点を積み重ねることができていないシティだが、数々のピンチを乗り越えてきたペップはどのようにしてこの状況を打開するのだろうか。

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