一時は降格の不安もあったが…… 1か月でアヤックスが4位まで順位を上げる大復活

何とか4位まで順位を上げてきたアヤックス photo/Getty Images

続きを見る

監督交代から調子が上がってきた

開幕8試合で1勝しか挙げられない悪夢の時期を乗り越え、オランダの名門・アヤックスが少しずつ調子を上げてきた。

きっかけは、指揮官モーリス・スタインの解任だ。10月末にスタインを解任したアヤックスは、ヨン・ファント・シップが暫定的にチームを指揮している。

そこから調子が上がっており、11月に入ってからは7試合で6勝1分と本来の強さが戻ってきた。FWブライアン・ブロビー、ステーフェン・ベルフワイン、MFステフェン・ベルハイスら主軸となるべき選手たちもベストな状態を取り戻しつつあるとの評価で、11月にはヘーレンフェーンを4-1、フィテッセを5-0で粉砕するなど大勝劇もあった。
これにより、アヤックスの順位は5位までアップ。一時は降格の不安まで囁かれたが、1か月で見事な立て直しだ。元より戦力は充実しているだけに、これが本来の姿と言える。

ただ、エールディヴィジはトップ4とその他のクラブの間に大きな差がついている。アヤックスも5位まで順位は上げたが、4位のトゥエンテとは9ポイント差、首位のPSVとは21ポイントの差がついている。

ここからのTOP4入りは難しいミッションとなりそうだが、まだ中盤戦だ。決して不可能な差ではないが、降格圏からTOP4への大逆転はあるか。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.299 フリック・バルサ徹底分析

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ