空中戦の強さはシティ歴代 “トップクラス” 控えからレギュラーを勝ち取ったアケの実力

シティに欠かせない選手となったアケ photo/Getty Images

2020年にシティに加入

プレミアリーグ第16節のルートン・タウン戦でマンチェスター・シティでの公式戦100試合を記録したオランダ代表DFネイサン・アケ(28)。

2020年にボーンマスからやってきたアケは、当初ジョン・ストーンズ、ルベン・ディアス、アイメリック・ラポルトらに次ぐ4番手のCBとして考えられていた。1年目は公式戦通算わずか13試合のみの出場であり、序列は高くなかった。

しかし、限られた出場機会を確実にものにし、ペップ・グアルディオラ監督の信頼を獲得したアケ。今ではチームに欠かせない存在にまで成長し、昨シーズンは初のCL制覇を含む三冠に大きく貢献した。

シティの公式はアケの100試合達成の功績を振り返り、ここまでのスタッツを紹介している。アケはここまで出場した100試合のうち、75試合に先発出場。6810分プレイし、68勝16分16敗で、勝率は68%となっているようだ。

また、クリーンシート23回、9ゴール、パス成功数5502回、空中戦253回中169回勝利、タックル成功数105回、インターセプト81回、20回のブロック、ヘディングでのクリアを100回を記録しているという。

アケの90分当たりのヘディングクリア数と空中戦での勝利数は少なくとも50試合に出場したシティの選手で歴代トップとなる数字を叩き出しているとのこと。

アケの身長は180cmとディアス(186cm)、ストーンズ(188cm)、マヌエル・アカンジ(186cm)、ヨシュコ・グヴァルディオル(185cm)に比べると低いが、空中戦の強さを見せている。

今夏にはグヴァルディオルという同じ左利きのDFが加入したが、ビルドアップや攻撃面でも進化を遂げているアケの存在はシティにとって欠かせない。アケはCLのレッドスター戦でも途中出場したため、現在はシティで101試合に出場している。

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