ノルウェー黄金世代はEURO、W杯に届くか ベンフィカが契約した19歳のシェルデルップが見せる可能性

ベンフィカと契約しているシェルデルップ photo/Getty Images

ハーランド、ウーデゴーたちに続きたい

残念ながら来夏のEURO2024出場権は逃してしまったが、今のノルウェー代表はFWアーリング・ハーランド、MFマルティン・ウーデゴーを中心に面白いタレントが揃っている。

もちろんハーランドとウーデゴーの2人だけでメジャートーナメント出場権を獲得するのは難しいが、頼もしいのは若手の存在だ。

今回伊『Gazzetta dello Sport』がNEXTブレイク候補生としてスポットを当てたのは、今年1月にポルトガルの名門ベンフィカと契約を結んだ19歳のFWアンドレアス・シェルデルップだ。主に左のウイングに入るアタッカーで、現在はベンフィカから以前所属していたデンマークのノアシェランにレンタル移籍している。

デンマーク国内リーグでは昨季17試合で10ゴールの結果を残しており、U-21ノルウェー代表でも6試合で4ゴールと結果を残している。ベンフィカと契約する前はトッテナム、バルセロナ、ユヴェントス、マンチェスター・ユナイテッド、アヤックス、チェルシーなど多くのトップクラブが関心を示していたようで、育成を得意とするベンフィカで化ければ面白い。

若手のアタッカーでは、マンチェスター・シティで徐々に出番を増やす20歳のオスカー・ボブもノルウェー期待の星だ。彼らがハーランドにチャンスボールを提供できれば、ノルウェーの攻撃に幅が出てくる。次なる目標は2026年のワールドカップ出場権獲得となるが、ノルウェー黄金世代は世界への扉を開くか。

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