加入から“141分間”しか出番がない インテルでベンチに座り続けるクラーセンはどこへ行く

インテルに加わったクラーセン photo/Getty Images

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中盤の選手層は思ったよりも厚かった

まさか前半戦で141分間しか出番がないとは本人も予想外だったか。今夏インテルに加わったオランダ代表MFデイビィ・クラーセン(30)にまったく出番が回ってこない。

クラーセンはアヤックスからフリーで加わったが、ここまでリーグ戦では68分、チャンピオンズリーグでは73分しか出番がない。チームではニコロ・バレッラ、ダヴィデ・フラッテシ、ヘンリク・ムヒタリアン、ハカン・チャルハノールら中盤にタレントが多く、クラーセンの割って入る場所がない。

エールディヴィジでは通算221試合で74ゴールを奪うなど、得点力の高いMFではある。しかしインテルではそれを活かす機会がなく、かなり影が薄くなっている。
インテルとの契約は今季限りとなっており、伊『Gazzetta dello Sport』は契約が延長される可能性は低いと見ている。このプレイタイムから考えれば、構想外となるのも仕方がないか。

今夏に移籍が決まった際にはインテルの戦力になると期待されたが、このまま終わってしまうのか。クラーセンにとっては非常に厳しいイタリア生活となっている。

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