今こそクロースの“ドイツ代表復帰”が必要? キミッヒの右SB起用案などEURO2024へ広がる構想

レアルで充実の時を過ごすクロース photo/Getty Images

自国開催のEURO2024へクロースが復帰すれば大きい

昨年のワールドカップ・カタール大会ではグループステージ敗退に終わり、その後の親善試合でも結果が出ないドイツ代表。なかなか光が見えないドイツに、今1つのアイディアが浮上している。

それがレアル・マドリードMFトニ・クロースの代表復帰案だ。

クロースは2021年に代表引退を表明しており、以降はレアルでのプレイに集中してきた。しかし、独『Bild』は代表監督ユリアン・ナーゲルスマンがクロース復帰案を諦めていないと取り上げている。

来夏にはドイツ開催のEURO2024が控えており、開催国としてドイツは頂点を狙う使命がある。クロース復帰となれば大きな力となるのは間違いない。

同メディアは早くもクロースが復帰した場合のスタメンを予想しているが、今のドイツが抱えている問題の1つに右サイドバックの人選がある。仮にクロースが復帰するならば、バイエルンMFジョシュア・キミッヒを右サイドバックへ回すプランも出てくる。

DF:キミッヒ、マッツ・フンメルス、アントニオ・リュディガー、ベンヤミン・ヘンリクス

ボランチ:キミッヒ、レオン・ゴレツカ

2列目:レロイ・サネ、イルカイ・ギュンドアン、ジャマール・ムシアラ

同メディアはこうした布陣を描いている。センターフォワードに関しては、まだはっきりと固まっていない。ここもサイドバックと同じくドイツが問題を抱えているポジションだ。EURO2024では、その時クラブで調子が良いFWをチョイスするのがベターか。

いずれにしても、クロースが復帰すれば攻撃の組み立ての質はかなり上がるはずだ。クロースに代わるゲームメイカーを見つけるのは困難で、復帰を望むサポーターも多いだろう。

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