アトレティコさえも圧倒する個人技 輝きを取り戻した逸材にグリーズマンもお手上げ? 「彼を止められなかった」

圧巻のプレイを見せたグリーンウッド photo/Getty Images

ヘタフェに欠かせない存在に

今夏にマンチェスター・ユナイテッドからヘタフェに移籍したFWメイソン・グリーンウッド(22)は輝きを取り戻しつつある。

恋人に対する強姦未遂と暴行容疑などもあり、アカデミーから所属していたユナイテッドでは活動できなくなり、新天地を求めた同選手。キャリアの再スタートは大きな注目を集めていたが、ここまではその才能を発揮している。

ラ・リーガ第18節でアトレティコ・マドリードと対戦したヘタフェ。アトレティコのDFステファン・サヴィッチが38分に退場したこともあり、強豪アトレティコを相手に3-3の引き分けに終わった。

この日、2ゴールを獲得したヘタフェFWボルハ・マジョラルの活躍も素晴らしかったが、インパクトを残したのはグリーンウッドだった。この試合も右ウイングでスタメン出場した同選手は、ゴールやアシストこそなかったものの、力強いドリブルなど圧巻のプレイを終始見せた。

常にアトレティコにとって脅威となり続けたグリーンウッドを、アトレティコのエースであるFWアントワーヌ・グリーズマンも絶賛した。

「メイソン・グリーンウッドは後半、本当に我々を苦しめた。我々は彼を止めることができなかったし、そのせいで勝ち点を失うことになった」(英『Daily Mail』より)

今シーズンはここまで公式戦15試合に出場し5ゴール4アシストをマークしているグリーンウッド。スペインの地でかつての輝きを取り戻した逸材から今後も目が離せない。

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