シティのチャンスはこの男から生まれる CWC決勝でも魅せた圧巻のチャンスクリエイト数

多くのチャンスを作ったB・シウバ photo/Getty Images

優勝に大きく貢献

日本時間の23日の深夜に行われたクラブW杯決勝。欧州王者マンチェスター・シティと南米王者フルミネンセの一戦は開始早々に動いた。

DFネイサン・アケのシュートがポストに当たるとそのこぼれ球をFWフリアン・アルバレスが押し込み、シティが先制ゴールをマーク。すると、27分にはFWフィル・フォーデンのクロスが相手にあたり、前半のうちに追加点をマークする。

フルミネンセのビルドアップをなかなか捕まえきれないシティであったが、決定機は作らせず、後半も攻撃の手を緩めない。72分にはアルバレスのクロスをフォーデンが押し込み、試合を決める3点目をマーク。そして88分にはアルバレスがこの日2点目となるゴールを決め、シティが4-0の勝利を飾り、クラブNo. 1の称号を獲得した。

アルバレスやフォーデンのパフォーマンスも傑出していたが、この試合右ウイングでスタメン出場したMFベルナルド・シウバのパフォーマンスも素晴らしかった。

データサイト『Opta』によると、シウバはこの試合6回のチャンスクリエイトを記録しているという。この数字は他のシティの選手全員の合計と同じ数とのこと。1人で圧倒的な数字を残している。またこの数字はクラブW杯決勝戦では、2018年にレアル・マドリードのMFトニ・クロースが記録した7回に次ぐ最多記録となったようだ。

準決勝の浦和戦でも素晴らしいパフォーマンスを見せたシウバ。大一番でシウバがピッチにいることはシティにとって大きな意味を持つ。

クラブW杯では素晴らしい結果で終えることができたシティ。2023年の試合はまだ2試合残っており、この勢いをプレミアリーグでも発揮したいところだ。MFケビン・デ・ブライネ不在の今、シティのチャンスの多くを演出するシウバの存在は欠かせない。

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