ドルトムント離れてシュツットガルトの番人に 怪我続きだった“巨人DF”華麗なる復活 

シュツットガルトの守備を統率するダン・アクセル・ザガドゥ photo/Getty Images

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チームも3位と絶好調

現在ブンデスリーガで3位につけるシュツットガルトでは、チームの得点源となっているFWセール・ギラシ、デニス・ウンダブら攻撃陣に注目が集まりがちだ。

しかし、最終ラインを束ねるDFのことも忘れてはならない。シュツットガルトの守備をまとめるのは、196cmの大型DFダン・アクセル・ザガドゥだ。

ダン・アクセル・ザガドゥといえば世代別フランス代表にも選ばれてきた実力者であり、以前はドルトムントでプレイしていた。ただ、ドルトムントでは怪我によるトラブルが頻発。何度も長期離脱を余儀なくされ、主力に定着できなかった。
そこで昨夏にドルトムントを退団し、フリーでシュツットガルトに加入。今のところ、この判断は当たりだろう。今季は怪我のトラブルもなく、ここまでリーグ戦全16試合に出場している。

シュツットガルトでは日本代表DF伊藤洋輝も活躍しているが、ダン・アクセル・ザガドゥと伊藤は貴重なレフティーDFだ。

中でも196cmとサイズのあるダン・アクセル・ザガドゥを最終ラインの中央から外すプランはなく、24歳を迎えたダン・アクセル・ザガドゥは充実のシーズンを過ごしている。

フランスはA代表に超ハイレベルなセンターバックたちが揃っているが、ダン・アクセル・ザガドゥにもチャンスはあるだろう。シュツットガルトのディフェンスリーダーとして活躍を続ければ、どこかのタイミングでA代表からも声がかかるかもしれない。

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